HISTORY
400年にわたるジュエラーファミリーとしての歴史を誇り、インターナショナルに活躍するアロック・ラキャンが 、日本の”匠”に着目し、豊富な経験をもとに創り出す唯一無二のハイジュエリー。
インドのマハラジャが所有するジュエリーの華麗で洗練されたデザインは、常に世界中の人々の注目を集めてきました。ムガル帝国時代には傑作と言われる作品が数多く制作され、ヨーロッパの宝石商は、自由な発想で生み出されたインドのジュエリーから多大なる影響を受けてきました。
ラキャン家は、Kheratilall & Sonsという会社を設立。時間を惜しまず丁寧にデザインされた質の高いジュエリーを扱う会社として知られることとなりました。「ラキャン（Rakyan）」という名前は、宝石の鉱山を意味する
言葉 “Ratna ki khaan”が由来であるとされています。
Kheratilall & Sonsは、質の高いジュエリーをデザインするだけでなく、宝石をカット・研磨し、世界中、特にフランスやイギリスに輸出していました。
ビジネスはさらに成長。1935年8月には、ネパールのマハラジャに個人的な宝石商として任命されました。
国際博覧会「ニューヨーク・ワールド・フェア」に招待され、貴重かつ華麗な作品を展示しました。当時はイランのシャーやアメリカ大使のネルソン・ロックフェラーも大切な顧客でした。
ラキャン家のお宝の一つは、エナメルで彩られた純金製のオウムでした。この斬新なデザインは、ゴブレットとして使われていました。
「人類の進歩と調和」をテーマに大阪で初めて開催された「日本万国博覧会」に出席。インド政府は、唯一の国の代表としてラキャン家を選出しました。
アロック・ラキャンは祖父と叔父に弟子入りし、宝石学の学位を取得した後、1988年に来日。日本の職人の器用さ、技術の精度、忍耐力に感銘を受けました。
アロック・ラキャンは東京をベースとし、世界中のジュエリー コレクターのためにハイジュエリーを制作し、長年にわたり顧客の厚い信頼を得続けています。
GALLERY
クラシックとモダンの完璧な融合を感じられるジュエリー コレクション。一つ一つのデザインのために特別に選び抜かれた宝石のみを使用しています。
池のほとりにたたずむ桜の花の儚さをイメージしたプラチナのリング。中央のダイヤモンドをリースのようにピンクのダイヤが囲んだこのデザインはもののあわれを知る桜のつかの間の美しさをとらえています。
プラチナのリングにセッティングされたエメラルド・カットのダイヤモンドとコロンビア産エメラルドは蓮をイメージしています。蓮の花は仏教において清らかさと悟りを象徴しているのです。
ファンシー ビビッド イエロー ダイヤモンドをあしらった、輪廻を表現したプラチナのエタニティーリングが放つ壮麗な輝きは見る者の目を奪います。
ホワイトゴールドのイヤリングは、南洋真珠にローズカットのファンシー イエロー ダイヤモンドを用い、日本の茶席に色を添える水仙の花のエレガントな姿をモチーフにしました。
冬の間、雪に覆われながらも必ず果実を実らせるベリーの木にひらめきを与えられたイヤリング。ホワイトゴールドのイヤリングは幾多のダイヤモンドとビルマ産ルビーをあしらっています。
COMMUNITY SUPPORT
アロック・ラキャンはジュエリーデザイナーだけでなく、小児がんや重い病気と闘う子どもたちを支える認定NPO法人「シャイン・オン！キッズ」のスポンサーでもあります。